ユーラシア大陸最西端ロカ岬とリゾートの街カスカイス（ポルトガル）
その2～ここに地果て、海始まる～
世界遺産の街シントラからユーラシア大陸最西端のロカ岬に向かった2匹。無事にたどり着けるのか！？
前回の記事：ユーラシア大陸最西端ロカ岬とリゾートの街カスカイス（ポルトガル）その１～どこ？どうやって行くの？編～
14:00 シントラ駅からロカ岬へ
シントラ駅から「カスカイス」行きの403番のバスに乗って約40分、ユーラシア大陸最西端のロカ岬に向かいます。
キツネ
ユーラシア大陸の最西端かぁ。楽しみだなぁ。ロマンがあるよなぁ～。大航海時代とか黄金の国ジパングとか、そういうのを連想するよね～
パンダ
そういえば、なんで日本は黄金の国なんて呼ばれてたの？ 他の国に比べて金の採掘量が特段多いわけでもないよね？
リスボン市ベレン地区にある大航海時代を記念した「発見のモニュメント」。大航海時代のポルトガル王や航海士や騎士の像が並ぶ。キツネ
1200年代後半に、イタリア人のマルコ・ポーロの旅をもとに作られた「東方見聞録」の本の中でそう紹介されていたからだよ。「ジパング(日本)の人々は大量に金を持っていて、金の家に住んでいる」っている話を信じてたみたい。
きっと、そのあとの大航海時代のポルトガル人探検家のヴァスコ・ダ・ガマなんかも、そういう話を信じてワクワクしてたんだろうな～。
きっと、そのあとの大航海時代のポルトガル人探検家のヴァスコ・ダ・ガマなんかも、そういう話を信じてワクワクしてたんだろうな～。
パンダ
ロマンなんだね～。
14:40 ロカ岬に到着
“Where the land ends and the sea begins~ここに地果て、海始まる~”
ユーラシア大陸最西端に広がる景色は……
ロカ岬の灯台。荒波が打ち寄せる
叙事詩の一節が刻まれたモニュメントに向かう人々
キツネ
やっぱり迫力があるね～。
パンダ
ここが大陸の一番端なんだね。小さな島の端じゃなくて、地球で一番広い、ユーラシア大陸の端っこっていうのが、感動的だね～。
「ここに地果て、海始まる。」ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩の一節キツネ
EURASIA（ユーラシア）大陸は、EUROPE（ユーロッパ）＋ASIA（アジア）のたくさんの国がある大陸だもんね。大陸最西端に到達した証明書が買えるみたいだけど、どうする？
パンダ
せっかくなら、証明書じゃなくて「我(々)ここに着たり」の証として、写真を撮ってもらおう！
ということで、記念撮影
海の向こう、空の向こうに見える光の筋15:10 ロカ岬からカスカイスへ出発
来た時と同じバス停で、再びカスカイス行きの403番のバスに乗りこみます。所要時間は約30分。
15:30 カスカイスの街に到着
パンダ
わ～。素敵な雰囲気の街だね～。
キツネ
実は日本の熱海と姉妹都市なんだって。しかも、30年間も！
パンダ
こんなお洒落な街に目をつけるなんて、熱海市やるね～。
-
- 素敵な雰囲気のレストランがたくさん
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- クリスマスシーズンのため、店先にはポインセチア
キツネ
なんならポルトガルで一番素敵な街といっても過言ではないかも！
18:30 カスカイスの街で夕食
カスカイスの街には美味しそうなレストランがたくさん！ 2匹は迷いに迷った末、”O Pescador”というシーフードレストランへ行きました。
店員さん
君たちはどこから来たんだい？
キツネ
日本から来ました。
店員さん
ほほ～。それはまた、ずいぶん遠いところからよく来たな！ 見ろこの魚！ ここではとれたての新鮮な魚介類をだしてるんだ。
店員さんは店内の生け簀にある魚やロブスターや貝など、ありとあらゆる魚介を、わざわざひとつひとつ取り出しながら説明してくれました。
2匹がいただいた絶品料理の写真はこちら↓
パンダ
魚も貝もカニもロブスターもイクラもキャビアも、ついでにワインとチーズも最高～！
ごちそうさまでした！20:10 カスカイスの駅からリスボンへ
鉄道で約40分。リスボン市内に帰ります。
キツネ
初めはリスボンからシントラとロカ岬とカスカイスの街を日帰り観光するなんて、詰め込み過ぎかと思ってたけど、いい感じで旅を満喫できたね。
パンダ
うん！ むしろ時間配分はちょうど良いくらいだったよね！
キツネ
あっ！ ひとつ大事なことを忘れてた！！！
パンダ
え？ なになに？？
キツネ
地方のエッグタルトの食べ歩きをしようしてたのに、1個も食べてない！！
パンダ
……まあまあ。この後の旅で、きっと美味しいお店に出会えるよ。
キツネ
そうだといいなぁ～。
夜のカスカイス
ユーラシア大陸最西端ロカ岬とリゾートの街カスカイス（ポルトガル）旅行記 ～完～
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