こんばんは、パンダです!当然ですが、皆さんはポルトガルと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
……カステラ……金平糖……バスコ・ダ・ガマ(←なつかしい日本史)……。
ということで、ポルトガルの首都リスボンから、世界遺産シントラの街経由でユーラシア大陸最西端のロカ岬に行き、さらにリゾートの街カスカイス(グルメの旅、はこのカスカイスで実現しました)まで楽しんじゃう、欲張り旅行プランを紹介します!
どこにあるの?
まず、ポルトガルってどこにあるのでしょうか。実はヨーロッパの国々があるユーラシア大陸の、いちば~ん左に位置しています。日本との関係は、日本史を勉強した人はもちろんご存じのとおり、種子島に漂着して鉄砲を伝えたり、キリスト教を布教したり、実は戦国時代からの長いお付き合いです。首都のリスボンは真ん中よりやや左下の大西洋側。最西端のロカ岬はそこから更に大西洋側の大陸の一番端。リゾート地のカスカイスはその少し下にあります。
どうやって行くの?
(1)首都リスボンの中心部ロシオ駅から世界遺産シントラ駅へ
・鉄道で約40分(片道2.25€)30分に1本くらいの頻度で発着
(2)シントラ駅からペーナ宮殿へ(往復)
・バス(434番)で約20分弱(片道3.9€)
(3)シントラ駅からユーラシア大陸最西端のロカ岬へ
・バス(403番)で約40分(片道4.3€)
(4)ロカ岬からリゾートの街カスカイスへ
・バス(403番)で約30分((3)で乗るバスで途中下車)
(5)カスカイス駅からロシオ駅へ(帰り)
・鉄道で約40分(片道2.25€)30分~1時間に1本くらいの頻度で発着
鉄道のチケットについて
・電子マネーチャージ式
・日本のJRにあたる国営鉄道の略称はCP(公式サイト(時刻表)はこちら)
シントラのバスについて
・SCOTTURB社が循環バスを運営(公式サイト(時刻表)はこちら)
・覚えておくべきバス番号は434番や403番など。Google mapの経路検索でも表示可能
お得情報(1日乗車券)
・リスボン市内の中心部ロシオ駅から、シントラ駅とカスカイス駅間の鉄道、さらにシントラ市内のバスが乗り放題の1日乗車券が、15.9€でリスボン市内の駅窓口で購入可能。詳しくはこちら
9:41 首都リスボン中心部ロシオ(Rossio)駅から出発
まるで素敵な市庁舎のような建物のロシオ駅から出発します!(あまりにも建物が素敵すぎて、駅だと気づかなかったパンダ…。)
チケットは駅で買えますが、不安な場合は駅員さんなどに聞いてみましょう。キツネは現地の学生さんに声をかけたところ、親切に教えてもらえました。日本から旅行に来ていると伝えたところ、”いつか日本に行くことが夢なんだ”と言っていたっけ。
CP(鉄道)「シントラ行き」で40分。乗り換えなしの一本です。
10:21 世界遺産の街シントラ(Sintra)駅着-ペーナ宮殿へ
シントラには「ペーナ宮殿」「レガレイラ宮殿」「ムーアの城跡」など観光スポットがたくさんありますが、一番人気はペーナ宮殿。駅前が観光客でにぎわっていたのを見て、今回2匹はペーナ宮殿のみ見学することにしました。
行き方は434番のバスで20分弱ほど。バスは20分に1本くらいの頻度。
11:05 ペーナ宮殿着
入場料は14€。入口まではかなり急な坂道を歩くため、なかなか疲れます。この坂道をショートカットしたい方は、坂道を往復する3€のミニバスがあります。(でもこのバスも観光客がものすごくなが~い列を作っていました…!みんな歩きたくないみたい。)
14:00 シントラ駅に戻ってロカ岬へ
軽食を取り、ペーナ宮殿からシントラ駅に戻ります。その後、シントラ駅で403番のバスに乗って、ユーラシア大陸最西端のロカ岬に向かいます!
自由な旅人2匹は、果たして大陸最西端にたどり着けるか……!?