イタリア

天空の街オルヴィエートとチヴィタ(イタリア)その2~天空の街編~

天空の街オルヴィエートとチヴィタ(イタリア)
その2~天空の街編~

オルヴィエートの街でなんとかチヴィタ・ディ・バーニョレージョ行きのバスに乗り込み、いざ、天空の街へと出発

前回の記事:天空の街オルヴィエートとチヴィタ(イタリア)その1~どこ?どうやって行くの?編~
アクセス方法の詳細などは↑をクリック!

12:45 オルヴィエートの街 ⇒ チヴィタの麓の街

キツネ
キツネ
オルヴィエートの街でチヴィタ行きのバスに乗ったよ。チヴィタの麓の街のバーニョレージョまでは50分くらいかかるみたい。
パンダ
パンダ
さあで~かけ~よ~お~、ひとき~れの~パ~ン~♪♪♪

13:40 チヴィタの麓の街に到着

チヴィタの麓の街Bagnoregio(バーニョレージョ)に到着した2匹。近くの駐車場にはお土産屋さんがありますが、それ以外はほとんど何もありません。ここから徒歩だとチヴィタへ渡る橋まで20分弱かかるため、暑い夏場や疲れている場合は、お土産屋さんの正面に発着するミニバスに乗るのがオススメ(1€(約120円))。ちなみにチケットは運転手さんから購入可能です。

キツネ
キツネ
ぼく達は歩いて冒険してみよう!
パンダ
パンダ
そうだね。途中でキレイな景色を見れるかもしれないし!

そして歩くこと15分、ついに……

キツネ
キツネ
あっ、あれかも!?
パンダ
パンダ
あのち~へい~せ~ん♪♪♪
今から2,500年も前にこの天空の城が築かれたとは……

ついにその姿を現した天空の街チヴィタ!!

キツネ
キツネ
うわぁ!!! すごいねぇ~!

この日は30度を超す猛暑。しかし、2匹の足は早まります。

近づくにつれ、どんどん迫力が増す天空の街

14:00 チヴィタの街へと続く橋に到着

橋の手前にある小屋で、チヴィタの街に入るためのチケット(1人5€(約600円))を購入します。

パンダ
パンダ
思ったより橋が急だねぇ~!登れるかしら……。
かなり急斜面な橋。街に物資を届けるトラクターが通る時は、みんな端に寄る

 

キツネ
キツネ
チヴィタは「死にゆく街」とも言われているんだってさ。
パンダ
パンダ
ずいぶん怖い別名だね。どうしてそんな風に呼ばれているの?
キツネ
キツネ
イタリアは日本と同じで地震が多いんだけど、チヴィタはこれまで何度も大きな地震に見舞われていて、隣街につながる道が崩壊した時には、たくさんの住民が街を離れてしまったんだってさ。それで、今では人口がわずか数十人で、いつ誰もいなくなってもおかしくないから「死にゆく街」なんだって。
街へと続く唯一の道はこの橋のみ

14:05  チヴィタの街へ

急な上り坂に息を切らしながら、ついに街の入口にたどり着いた2匹。ワクワクしながら天空の街に足を踏み入れます。

街の入口はわりと狭い
キツネ
キツネ
夏休みで観光客がいるせいか、「死にゆく街」っていう暗い感じはしないね。レストランやカフェもあるみたい!
パンダ
パンダ
建物は本当に古そうなものが多いね。きっとアクセスが悪かったおかげで、遥か昔の建造物が残っているんだね。
街の中の様子。古代の石造りの建築に草花が見事に調和している
民家の庭から見える風景。断崖絶壁のため、360度見える景色がすべて絶景

14:30  チヴィタの街でランチ

歴史を感じながら散歩を楽しんだ2匹。チヴィタは小さな街のため、30分くらいあれば街を一周できます。その後2匹はちょっと遅いランチを楽しみました。それから再度街をブラブラします。

街中はどこも素敵な雰囲気

 

街からの眺めは圧巻

17:25  チヴィタの麓の街 ⇒ オルヴィエートの街

オルヴィエートの街に帰るバスは、2時25分発の次は5時25分発でそれが最終便。2匹は乗り過ごさないように少し早めに戻りました。

18:15  オルヴィエートの街で夕食

オルヴィエートの街に帰り夕食をとります。お洒落な街には美味しそうなレストランがたくさん!

19:40  オルヴィエートの街 ⇒ ローマへ

キツネ
キツネ
イタリア周遊の旅の途中で思いついた日帰り旅行だったけど、なんとか無事にたどり着けたね!
パンダ
パンダ
うん! 日帰りでも十分楽しめたね。オルヴィエートの街も、天空の街チヴィタもすごく素敵だった!
キツネ
キツネ
オルヴィエートの靴職人さんと出会えたのも良かったなぁ~。お財布とベルトは10年くらい使えるかも。
パンダ
パンダ
イタリアはローマやフィレンツェみたいな主要都市ももちろん楽しいけど、郊外の街も楽しいね。またいつか来たいなぁ~。
キツネ
キツネ
今度イタリアに来る時はまた来よう!


天空の街オルヴィエートとチヴィタ(イタリア)~完~

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パンダとキツネ
気まぐれパンダと、夢見るキツネの新米夫婦冒険記。